令和7年度 協会けんぽ 保険料率改定

協会けんぽ(全国健康保険協会)は、令和7年度の保険料率を決定 しました(令和7年2月14日発表)。
今年度の改定ポイントを簡単にまとめます。
この記事で分かること
- 令和7年度の協会けんぽの保険料率が改定されること
- 事業所や従業員が確認・準備すべきこと

令和7年度の協会けんぽの保険料率が決まりました!給与計算や社会保険料の控除に関わるので、事業所の担当者は早めに確認・対応しましょう!
令和7年度の保険料率のポイント

都道府県単位の健康保険料率
- 46都道府県で変更(大分県のみ変更なし)
- 引き下げ:18都府県
- 引き上げ:28道県
- 全国平均は10%のまま維持
- 東京都の場合:9.98% → 9.91%に引き下げ
介護保険料率(全国一律)
- 1.60% → 1.59%に引き下げ
適用時期
- 令和7年3月分(4月納付分)から適用
- 任意継続被保険者は4月分(4月納付分)から適用
何をすればいい?

✔ 自分の都道府県の保険料率を確認(改定後の料率をチェック)
✔ 給与計算に反映する準備(特に経理・人事担当者)
✔ 令和7年3月分(4月納付分)から新しい保険料率に変更されることを認識
詳細は、協会けんぽの公式サイトで確認できます。
🔗 協会けんぽ 令和7年度の保険料率改定
まとめ

令和7年度の協会けんぽの保険料率が決定し、3月分(4月納付分)から適用されます。
- 都道府県単位の健康保険料率は 46都道府県で変更(引き上げ・引き下げあり)
- 介護保険料率(全国一律) は 1.60% → 1.59%に引き下げ
- 給与計算・社会保険料の控除に関係するため、事業所担当者は早めに確認を!
特に給与計算や社会保険の管理をしている方は、都道府県ごとの保険料率をチェックし、適用時期に注意しましょう。
詳しい情報は、協会けんぽの公式サイトで確認できます。
また、協会けんぽの保険料改定に関して、クラウド給与計算ソフトを利用している場合は基本的に自動で更新されますが、設定が適切でないと反映されていない可能性があります。また、都道府県の設定を正しく行っていないと、誤った健康保険料率が適用される恐れがあるため注意が必要です。
事業所の皆さんは、新しい保険料率への対応をお忘れなく!
投稿者プロフィール

- 社会保険労務士
- 社会保険労務士Office ALMAは、神奈川県横須賀市を拠点とし、処遇改善加算サポートをはじめとする医療機関や中小企業の労務管理を専門としています。特に労務相談対応、処遇改善加算サポート、行動分析学を用いた人事評価制度構築・運用を得意とし、事業主をトータルでサポートします。課題解決に伴走するパートナーとして、実務的で現実的な提案を行います。
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